2008.08.06
研究会で
兵庫県産業労働部産業政策局が主催の研究会でお話しさせていただきました。
お役に立ったかどうかわかりませんが、僕があきないえーどからドリームゲート、
そして、今、全力で取り組んでいる横浜市のサービス、
横浜ベンチャー・ポート事業のお話をしました。
プロジェクトへの経緯とか、貫いているコンセプトやら方針、
具体的手法についてあれこれお話ししました。
研究会は半分が大学の先生、専門家、企業家のみなさんでした。
残りが産業労働部のメンバーでした。
1時間話して、その後に1時間、ディスカッションしました。
いろんな意見がでて活発なディスカッションになりました。
僕も勉強になりました。
テーマは一つ、これからの起業・ベンチャー、中小企業政策を
行革の中でどうするか?です。
このテーマの解決策は一つしかないです。
次世代での民間活用にあり方です。
今までの支援機関は民間のスタッフを活用してきました。
そのきっかけになったのは僕たちが立ち上げた大阪市のあきないえーどです。
でも、あきないえーどは民間の人材活用ではなく、
その民間人材が持つノウハウを活用したんです。なので、
企画運営をすべて民間人材がやっていました。
窓口業務を民間人がするのとか、商社のOBがセールスレップするのとは
根本的に活用のスタイルが違います。
そして、ドリームゲートではノウハウだけでなく
マネジメントも民間にやらせました。
これを「民間のマネジメントを活用」と僕は言っています。
そして、僕たちが横浜市さんとやっている実験は新たなPPPモデルの構築です。
公的サービスを民間に移行させる。
つまり、税金を使わずに中小企業支援する新しいスキームです。
どんなスキームかは企業秘密なので言えませんが・・・(笑)